飛び入り参加で宮之浦岳と霧島山へ

2016年5月18日(水)~23日(月)
3人の仲間で計画した登山が、1人の方が急に行かれなくなり、私が飛び入り参加になった。
秋田県沿岸部に住む3人(能代市・秋田市・由利本荘市)で、18日夕方車で仙台に向かった。仙台空港に車を駐めて、大阪へ飛び1泊。
翌19日朝、関空から鹿児島空港へ飛んだ。予定では、屋久島へは船だったが、急遽飛行機で屋久島へ飛び、時間に余裕が出来た。下山後泊まる予定の民宿に荷物をお願いし、着替えてバスに乗り、紀元杉へ向かう。バスを降りて紀元杉を見て出発。空は曇っていたが雨は落ちてこなかった。4km弱の車道と登山道を歩いて淀川小屋に着いた。途中、ちょっと小ぶりなヤクシマザルと遭遇。我々とゆっくりすれ違った。人に慣れているようだった。淀川小屋に着いて、満員でないか心配したが、空いていてゆっくり過ごすことが出来た。鹿児島の3人の方と意気投合して焼酎をご馳走になった。お勧めは、三岳でなく黒伊佐錦だった!やがて雨が降り出した。
20日は、雨の中、淀川小屋から宮之浦岳を越えて高塚小屋を目指した。7時半頃出発したが、小屋を出たのはほぼ最後だった。登山道には水がたまり、カッパ上下を着て雨の中を濡れながら登った。防水してきた登山靴もやがて濡れて水がしみこんできた。石塚小屋への分岐にある花之江河を通過。黒味岳への分岐も通過。1800m余りのピークの投石岳・安房岳・翁岳の下部を巻いて栗生岳を通過。何も見えない!最後の90m程を登って宮之浦岳(1935.0m)に着いた。今野さんを待ちながら昼食のパンを食べた。寒い!今野さんが到着して写真を撮り、下山開始。永田岳への分岐までの急斜面には、ピンク色のヤクシマシャクナゲのお花畑だった!カメラが濡れてもシャッターを切り続けた。ヤクシカも多く、我々の存在を感じながらも、一生懸命植物を食べていた。1500m付近にある新高塚小屋を通過して、更に下り16時半頃ビショビショに濡れて高塚小屋に着いた。幸いここでも満員でなくホッとした。200m程離れた縄文杉の水場まで水を汲みに往復して、小屋の中に入った。中は狭いが、3階まであった。我々は1階を使わせてもらった。深夜、野ねずみが走り回り、食べ物は紐で天井からつり下げた。カサカサ音を立ててうごめく野ねずみに何度も目が覚めた。
21日も雨の朝だった。準備して6時半過ぎに出発。縄文杉の所で写真を撮り下ったが、次から次へと登って来る人達!この雨の中、ガイドさんに連れられて登って来る多くの人達とすれ違った。韓国や中国の方が多かった。夫婦杉・大王杉・ウイルソン株と通過して、大株歩道入口に下りたら、人が増えた。ここからはトロッコ軌道を歩いて、楠川分岐に向かった。楠川分岐からは峠に向かって登りになった。ほとんど人はいなくなり、ようやく辻峠に到着。休憩していたら白谷雲水峡から沢山の人が登って来る。そして、峠にある太鼓岩に行く人が多い。雨で視界が悪いので我々はパス。白谷雲水峡に向けて下り始める。縄文杉の所から数えると何人の人とすれ違っただろう?数の多さにビックリだ!同じ世界遺産の白神山地ではあり得ない光景だった。そう思いながら、渓流脇のバス停に着いた。バス時間はまだまだだったが、同じ頃下山した他の方達が交渉してタクシーを呼んだ。ジャンボタクシーだったので我々も仲間に入れてもらった。割り勘なので安く乗ることが出来た。宮之浦でレンタカーに乗り換えて、安房の民宿に向かった。お風呂が沸いているということが嬉しかった。冷えた身体を暖めて、洗濯機を回した。濡れた物を広げ、近所の焼き肉店で楽しい反省会をした。
22日、準備してレンタカーで平内海中温泉に移動し、我々3人で入浴。突然突風!スマホがドボンと落ち、ハイテンションが急激なダウン!この後は宮之浦のお土産店へ寄り、屋久島空港に着いた。屋久島から鹿児島へ向かい、鹿児島空港からレンタカーで高千穂峰の登山口の高千穂河原に向かう。着いたら下山してくる人達が沢山いた。準備して、15時40分過ぎに出発。天気も良かったので途中から、勝手に自分のペースで登ってみたら1時間ほどで山頂に着いた。満開のミヤマキリシマの写真を撮りながら後続を待った。ガスが発生してきて、韓国岳方面が見えなくなった。全員集合して写真を撮て下った。途中ガレ場で親子4人組を追い越したが、ちょっと心配だった。駐車場の手前で、中年の男女に色々質問されたが、秋田から来たので詳しいことはわからないと言って逃げた。親子4人組は、今野さんが追い越した時も、大丈夫か心配だったと言っていた。時間が遅かったので、霧島温泉へ向けて急いだ。この日の夜は少し贅沢をした。
23日朝は、急いで朝食を食べ出発。レンタカーを返して、鹿児島空港へ着いてチェックイン。ようやく間に合った。1時間弱で関空に着いて、夜の便まで何とするか?結局、関空タウンにあるアウトレットモールに出かけた。今野さんが、突然プロトレックの腕時計を買ったのには少しビックリした。関空に戻り、昼食を食べ、夜までの長い長い時間うたた寝をして過ごした。今野さんは時計の説明書を読みながら、操作方法を試していた。更に夕食を食べ、ようやく仙台行きの便に乗った。長野県の上空で太陽が水平線の下に隠れ、空が暗くなった。仙台空港に着いて、1日400円で駐車していた車で一路秋田に向かった。私は、日付が変わって能代の自宅に着いた。

19日:鹿児島空港から離陸直後、桜島上空を通過して間もなく、薩摩半島から海に突き出た開聞岳が見えた。
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屋久島空港に着陸。この時は、雲があったが山並みが見えていた。
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登山口近くの紀元杉の横で記念写真。余りに大きくて写真に全貌を写すのが大変だ!
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川上杉は上の方をようやく撮すことが出来た。
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車道を歩いて淀川登山口に着いた。左の階段を上り1.5km程先の淀川小屋を目指す。
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淀川小屋手前の登山道上でヤクシマザルとすれ違う。ホンドザルに比べるとやや小さく毛が長い。
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淀川小屋に着いた時はまだ雨が降っていなかったが、やがて降り出した。
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20日:淀川小屋を出発すると直ぐに淀川を渡る。立派な橋が架かっている。登山道は全般に良く整備されている。
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花之江河に着いたが、雨が降りガスがかかっていて良く見えない。日本最南の高層湿原のようだ。
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いたる所でヤクシカを見た。近づいても、なかなか逃げない。数が多く駆除されているようだ。街では、ヤクシカの肉が料理として出されている。
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ここまで来ると宮之浦岳の山頂が近いが、最後の急な登りが待っている。大きな岩が沢山あったが、ガスで良く見えないため全貌はわからなかった。
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1935.0mの宮之浦岳山頂。九州の最高峰だ!一等三角点があった。寒くて長居が出来なかった。
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下り始めたら、いたる所でヤクシマシャクナゲが咲いていた。色がきれいだ!
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ヤクシマシャクナゲなどの樹木の幹が絡み合い異様な雰囲気だった。
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新高塚小屋に着いた。中には沢山の人がいるようだった。
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新高塚小屋から更に下ると、高塚小屋がある。幸いに宿泊者が少なく、充分泊まる余裕があった。
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21日:高塚小屋から200m程下ると、縄文杉がある。観察用の舞台があり、そこで写真を撮ってみたが、近づくことが出来ないため写真では大きさがわかりにくい。下の写真は縄文杉だけ撮ったものだが、それでもわかりにくい。推定で樹齢3000年以上とされているようだ。
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ウイルソン株。株の中は空洞になっていて広さは10畳ほどと言われている。中には湧き水が流れ、祠もある。
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軌道の道から登りになる大株歩道入口。とにかく雨の中、登って来る人が多かった。ガイドが案内するグループがほとんどで、ガイドの数もかなりだと感じた。
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軌道の道をしばらく楠川分れまで歩く。楠川分れからは登りになり、辻峠を目指す。
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辻峠からは、ガイド付きの観光客が急に増え、白谷雲水峡を下る。見どころは沢山あるが、その中に「苔むす森」という所があった。まさに「もののけ姫」の世界だ!
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ようやく白谷雲水峡入口に着いた。バス停や駐車場があった。
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白谷雲水峡の渓谷はこんなだった。入口近くの渓谷。
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22日:霧島山の高千穂峰を目指すことになった。高千穂河原の霧島神宮の古宮祉と高千峰峰の一部が見える。ここが登山口になっている。
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急なガレ場を登ると火口の縁になる。その先に山頂が見える。
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火口の縁(馬の背)から分かれて山頂を目指す所にお宮がある。
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天の逆鉾がある山頂部。一等三角点はこの裏手にあった。
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高千穂河原から山頂部までミヤマキリシマが咲いていた。
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しょうすけ

Author:しょうすけ
長い間山歩きをしてきたけど、いささか疲れ気味。体力と気力を維持するのが当面の目標!
映画もスキー場もシニア料金の団塊世代。
右のリンクにある「山へ行こう!」のサイトもよろしくお願いします!
コメント等で激励をお願いいたしますm(_ _)m

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