2014年3月17日の検証

2014年3月20日(木)
・・・「17日羽後焼山でのトラブルの反省と検証をしてみた。」・・・

このコースは、日帰りするには非常に長く早朝出発するのが当然だったが、中途半端な気持ちで、出発が遅かった。
山頂まで行かなければならないという気持ちは余り無く、行ける所までという気持ちの曖昧さがあった。
羽後焼山山頂に通じる尾根上は、結構厳しい所もあったのだが、ステップ板のテレマークスキーを選択した。テレマークスキーを選択したのは、10km程の長さの林道歩きを考えてのことだったが、後半に尾根を登ることを考えると適当ではなかった。クランポンがしっかりしたスノーシューにするべきだと思う。
尾根の登りの途中、スキー左足のビンディングのクライミングサポート(G3タルガアッセント)が破断して使えないのがわかっても、クライミングサポート無しで急斜面をトライした結果、脚の疲労が増した。

登りの途中で、下り方向を撮った写真があったので、その写真を元に作図をしてみた。
幅約2m程の尾根上は腐りかけた雪面で被われていた。表面はモナカのように硬く、ガサガサと音が出るような雪質だった。尾根上には樹が所々にあって、左斜面が比較的密な造林杉、右側が密度の薄いブナなどの雑木で被われている。左右共に比較的急で、右が西側、左が東側になる。この日も季節風が吹いていて、下方に向かって右から左に風が吹いていた。写真に示したように、急な細い斜面を右にターンをしなければならない所で樹木もあり、雪面の凹凸もあった所だった。忘れかけた記憶を頼りに再現してみた。・・・転倒中の図では、腰の部分の描き方が下手で、右脚が奥の方にあるように見えてしまうが、手前側になる。
2014031711


この図は、転倒しかけた瞬間と転倒後の身体の状態を描いてみた。右脚と左足の状態がわかりにくいかもしれないが、転倒中の図では左足が雪面に靴の所まで刺さりロック状態で、手前の右脚が宙に浮いた状態だった。その後、ロックされた左足を軸に右側に回転して倒れた。なぜ右側に回転したのかというと、確信はないが、手前にある右脚を雪面に着いた時の雪面が左足よりも低かったということ。また、腰から上が雪面に着いた時も右後方側の雪面が低く、身体が右向きになったのかと思う。また、雪の小山(図の左足が刺さっている部分)を乗り越えようとして、後傾気味になったのも原因していると思った。・・・当然スキー技術は未熟だと思う。
2014031720

いつもこのようなことがあると、反省するのだが・・・単独行を続ける限り解決策は、なかなか大変な事だと思う。

もし自力下山が出来なかったら・・・と考えると・・・
今回の場合、この場所では携帯電話の電波が届かない。無線機を持っていても電波が届きにくい。だから、連絡の手段が余り無い。もう少し上部だったら違ったかもしれないが・・・
樹は比較的多いので、樹を燃やして煙を見てもらう、という方法もあるが、西風が吹いていて比較的見えやすい旧峰浜村側には煙がたなびかず、無理かもしれない。
否定的なことばかり上げたが、中国ミニヤコンカで遭難し、奇跡的に生還した松田宏也氏の事を考えると、這ってでも戻ることは可能かもしれない。でも、それは奇跡でしかない。

私が、過去に遭遇した事に関わって、無事搬送した2例を、私のサイト内の記事から紹介します。
鳥海山の例では、祓川ヒュッテから下は、アマチュア無線機を使用して、結果的に本荘山の会や鳥海山岳会の方々に助けられました。
白神岳の例では、秋田県・県北地区高校山岳部の顧問の先生方に助けられました。

ゴチャゴチャといっぱい書きましたが、この後も色々考えて行動したいと思っています。皆様にはご心配をおかけしました<(_ _)>

theme : 登山
genre : スポーツ

comment

Secret

No title

facebookのお知らせから同ページを経由してこのブログを拝見しました。
単独での怪我というのは怖いですが、こうしてきちんとまとめられると
貴重な事例となりますね。

ついでに91年3月の図も拝見しました。
当時高体連の会議で報告されたことも思い出しました。
自分の関わった不始末は隠しておきたくなりますが、
こうして報告される真摯な態度は見習いたいと思います。

申し訳ありません<(_ _)>

なかなかこういう体験はしたくないものですね!
何だか図がわかりにくくて、申し訳ないと思っていますが・・・
表現力がありません<(_ _)>
こうして記録に残すのは、自分のためでもあります。
骨折の場合、スキーに下半身を固定し、手漕ぎで下るという方法もありますが
今回の場合、林道が長く、むしろストックを松葉杖のようにして使い、負傷しなかった右脚だけで歩くという方法もあるなっと思いました。
ただ、カラビナや細引き・テープなどが少し足りなかったのかなっと思いました。
少しずつ、思い出しながら整理してからまとめたいと思っています。
プロフィール

しょうすけ

Author:しょうすけ
長い間山歩きをしてきたけど、いささか疲れ気味。体力と気力を維持するのが当面の目標!
映画もスキー場もシニア料金の団塊世代。
右のリンクにある「山へ行こう!」のサイトもよろしくお願いします!
コメント等で激励をお願いいたしますm(_ _)m

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブロとも一覧
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード